【草刈り・鎌の研ぎ】
信州打刃物の特徴
その切れ味の良さ、使いやすさ、耐久性に他産地には見られない独特の特徴をもっています。
特に信州鎌は、鎌全体の厚さ1/6という極めて薄い鋼(ハガネ)部分が第一の特徴といえます。
「芝付け」「つり」加工
草が根元から刈れ、しかも刈り取った草が手元へ寄せられてくるという効果をねらった 「芝付け」加工、刃を薄くしても手元が狂わないよう刃面を内側に湾曲させる「つり」加工など独特の工夫がなされています。
全国各地の土壌に合わせて
北海道から九州まで各地の需要に応え、その土地の土壌に適合した農耕刃物づくりへの技術を研鑽し、高性能の製品作りに努めています
鎌を使ってみる
信州打刃物の伝統工芸師 石田俊雄さんに信州鎌の特徴の説明と、草刈の実演をしていただきました。
信州鎌の「芝付け」「つり」の素晴らしさを映像でどうぞ
信州鎌の特徴と上手な草刈法
お気づきでしたか?
上の動画で石田さんが使われていた鎌が黒かったのを・・・
これは石田さんが、ご自分で使う鎌に施した塗装のせいなのです。
鎌は、使った後のお手入れが大事。 研いで、乾かして、油をひいて、・・・
サビさせないようにするには、なかなか手間が掛かります。
お忙しい石田さんは、楽をするためご自分の鎌にラッカースプレーをかけたのだそうです。
使った後に軽く洗ってふいておけば、サビることはないとのこと、これは使えます。
本物の、切れる信州鎌を長く使うのがお得です。
信州打刃物のお手入れ
鎌の研ぎ方
信州打刃物 伝統工芸師 畑山充吉さんの工房にお邪魔して、「鎌」の研ぎ方を指導していただきました。
お仕事の合間でしたので、バックに機械の音が入っています。お聞き苦しいところがありますがご容赦ください。
それではご覧ください。